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2015年 06月 30日

Game over

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心と体にゆとりのある今シーズン。 週末毎に川に立ち充実した時を過ごしている。


でも、今日は歯痒い状況が続く。
瀬肩や淵の小場所には監視、報告の技能を習得したチビアマゴが定位し、異常を察知すると ピューッ っとひとつ上のポイントへと走る。

『 ちょ、ちょっと待ってくれない? そちらの方向には行かないでくれるかな。 そこはメインポイントなのよ・・・。汗 』

アマゴの五感とセンサーは感度良好なご様子で僅かに聞こえる異音、不自然に落ちる影に敏感に反応して退避行動をとる。
そして、沈黙する・・・。
投げる前から勝負ナシなのである。

アマゴがチェイスを仕掛けてきても、何か警戒している。
やや遠目からでも私の気配を感じとっている???
危険を察知したアマゴは、攻撃を仕掛けずに ビューッ っとひとつ上のポイントに走り去る。
再びポイントは沈黙・・・。


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ブッシュが覆い被さる流れ。 立ち位置を慎重に決めて低い弾道でミノーを打ち込むが、トンチンカンな距離感と方向性が災いしてミノーをブッシュに打ち込んでしまう。
簡単に外れないので、泣く泣く入水してミノーを回収して自らポイントを潰す・・・。

大きな溜め息が出てしまう。 
今日は小さなミスの連発で、アマゴに警戒心を抱かせてしまっている。
リセットボタンがあるのならば即押したい気分だ・・・。

水分補給を行い心落ち着けたあとに釣りを再開。
静かにアプローチを決めて、いつもの立ち位置より遥か後方からミノーをピンポイントに落とし誘いを掛けるとようやく水飛沫が上がった。


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ブッシュ際から飛び出したアマゴはやや濃い目の体色でイイ感じ。

このアマゴに辿り着くまでにかなりの神経を使った。
増水後の高活性を期待したのだが、これほど神経を擦り減らす釣りになるとは予想していなかった。
でも、予想外の厳しさにジワジワとヤル気が湧いてくる。
アプローチ、正確なキャスト、ソフトな着水など基本的なことに注意しながら釣りを進めるとポツポツとアマゴをフッキングできるようになった。


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この小渓流のアマゴたちは個性豊かなようだ。
色白のしっとりとした魚体に浮かぶ群青色のパーマークが美しい1尾。


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菱形のパーマークを浮かべたアマゴ。
腹ヒレ、尻ヒレの色合いも美しい。 サイズは兎も角、この日イチバンのお気に入りのアマゴ。

撮影を終えて釣りの準備を整えていると藪の中からカモシカが突然現れ、流れの中をバシャバシャと走り山の中へ。
私がこれから釣り歩くポイントを潰していかれました。

『 マジですか・・・。大汗 』

今日はお気に入りのアマゴが出たことだし、これで納竿としよう。



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# by hanahiro21 | 2015-06-30 20:52 | Fishing (Other) | Comments(4)
2015年 06月 23日

充実感を味わう

先週の釣行で掛け損ねた良型アマゴの影が忘れられなかった。
私にしては珍しく少々悔しさの残る釣行になってしまった。

平日の夜はこのアマゴをいかにして獲るのか思案をめぐらせ、アマゴの活性が上がるきっかけとなる水位の変動を毎日確認していた。
ある日、局地的な降雨により水位に変動が現われた。
獲れる可能性が少し上がった気がする。


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日曜日の朝、目的河川の水位は先週よりやや低いのが気掛かりだけれど、天気は下り坂の予報で鮎師の姿もなく雰囲気は悪くない。
アマゴたちは溶存酸素量の多い流れ、適度な流速と水深、危険を感じたときにサッと身を隠せる障害物があるポイントに身を潜めていると読んだ。

しかし、現実はそう甘くなく先週同様にチェイスをさせることが出来ても、乾いた浅いバイトの連続で針掛かりさせられない。
バイトを注意深く観察してみると軽く啄ばむ仕草、尾びれでミノーを叩いている。
これといった打つ手が見つからないので、スレを深くさせないように、こちらから早々に見切りをつけて新たなポイントへと移動した。

3箇所目のポイント、鋭角な大岩がゴロゴロと沈んだ淵。
先週の釣行時に淵の中を悠々と泳ぐアマゴの姿があった。
薄っすらと確認出来るパーマーク、やや大きめの頭に幅広い魚体、大きさは30㎝半ばといったところ。
ミノーを斜め前方から激しくフラッシングさせてみたが、チラリとミノーを見ただけで追う気配も逃げる気配もなかった。

『こいつは食わない・・・。』

余分なプレッシャーを与えたくなかったので、2投目をやめて暫くの時間はそのアマゴの行動を観察していた。
釣り人を見下すような仕草に見惚れてしまった。


今日の狙いはこのアマゴ。
私が読んだ核心ポイントは淵の流れ込みの流芯スレスレの大岩付近。
まずは、核心ポイント以外の魚を狙いたい気分だけれど、そのキャストによって目的のアマゴに警戒心を抱かれるのを避けたいため、1投で仕留める心構えで挑む。

緊張を伴った1投。 狙ったポイントにミノーが着水したのと同時に素早くミノーに水を噛ませ目的の深度まで潜らせる。
糸ふけを利用してミノーを明滅させると、やや重いアタリ。
目的のアマゴではないことが瞬時に想像出来た。


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ネットに収めたアマゴは尺には僅かに足りない。
残念な気持ちを一瞬感じたが、私が思い描いた通りに出たアマゴは夏の気配があり、眺めているうちにジワジワと嬉しさが湧いてきた。
色々な角度から写真を撮ってみる。 撮影した写真は私の頭の中のイメージとはかなりかけ離れているけれど、被写体が良いから画になっていた。


今にも空が泣き始めそうなので、もう一つの目的であった新たな支流の開拓をすることに。
しかし、入渓直後から雨が激しくなり、渓らしい濃いアマゴを数匹キャッチ出来たが、カメラを出す気にもなれず、急ぎ足で退渓路まで釣り上がり車へと避難した。

雷雨を伴った激しい雨の中、車中で仮眠をとったあとに午後から一緒に釣りをするItaruさんと合流しお昼ごはんを食べに行く。


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目的のお店でJYIさんと合流し3人で岐阜県のB級グルメではグンッと知名度が上がった鶏チャンを頂いた。
鉄板の上でじゅうじゅうと音を立てて焼けるお肉と野菜を生ビールと共に味わいたいところだが、今回はノンアルコールビールで鶏チャンを頬張る。
ビールにも白米にも合う鶏チャン、タレに浸かりたい気分です。
私は大食いではないけれど、どんぶりの白米をペロリと平らげてしまう程の美味さ。
岐阜県内には地域によって味付けや食べ方が異なる鶏チャンが幾つかあるけれど、今回頂いた鶏チャンは私の中ではNo.1の美味しさ。
何度も足を運びたくなります。 JYIさん美味しい鶏チャンに鮎のお土産ありがとうございました。
どちらも病み付きになる美味さです。


お店を出ると激しい雨は止み、青空が広がっていた。
午前中の降雨により午後から釣りをする予定の川は強い濁りが出てしまい釣りが出来ない状態になってしまったので、Itaruさんと午前中に少しだけ釣りをした支流へと向かった。


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午前の降雨により水位が上昇した流れには濁りもなく、渓らしいアマゴが飛び出しそうな雰囲気がムンムンしていた。

入渓直後、フローティングミノーで白泡の中を引くとアマゴがヒットした。
寄せてくるときの重量感とパワフルさに驚き一瞬頭の中が白くなってしまったが、Itaruさんの  『流し込んで!!』  の声で我に返った。


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予想外のサイズに針を外す手が震えてしまった。 尺はないけれど、この渓にしては分厚い背中と艶やかな魚体。
素直に嬉しいアマゴ、これからの釣りが楽しみになるアマゴであった。


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Itaruさんと一緒に釣りをするのは2年振り。
単独釣行が多い私にとって、釣友との釣りはとても新鮮な気持ちになり心躍る。
川の話、魚の話、釣具の話、釣法の話など話題が尽きることなく、実に興味深いことが多くて時を忘れてお喋りをしてしまう。
渓に降り立つとアプローチ、立ち位置、着水点、トレースコース、選択ルアー、カラー、レンジ・・・。様々なことをジックリ観察させてもらい自分の釣りと比較をしてみる。私の欠点を洗い出すのに良い機会となり、釣りの引き出しを増やすことも出来て充実した時となる。


ん!! 観察をしているのは私だけではないみたいですぞ・・・。


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その後も細い流れを右岸に渡ったり左岸に渡ったりを繰り返しながらアマゴを探すが、無邪気にミノーを追い回すのは小さなアマゴばかりで、色濃いアマゴは何処かでジッと身を潜めていてミノーを追わない。

この支流を釣るのは私も初めてで手探りの状態。
やや細い流れにはアマゴの幼魚、アジメドジョウ、カワムツ、アブラハヤ、餌となる川虫、陸棲昆虫、纏わり付いて欲しくないヒルなどの多くの命がいる。
生命感溢れる流れにアマゴの姿を探し続けるのだが、気圧が急激に上がり過ぎたのか、それともただ単純に魚影が薄いのか、満足出来るサイズのアマゴが現われない。


太陽が西に傾き始めたころ、魚たちの活性が上がりポツポツとアマゴがヒット。


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『やや紫っぽいアマゴだね・・・。』

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『このアマゴは朱点が少なめだね・・・。』
アマゴを観察しながら撮影を重ねていく。
Itaruさんのアマゴを見つめる眼差しは鋭くもあり、優しさを感じてならない。

ここはという大場所や小規模なポイントも丁寧に探りながら遡行を続けると魚止めとなる堰堤に辿り着いた。


私が退渓路を探して草むらでゴソゴソとしていると背後で視線を感じた。

おおっ!! Itaruさんのネットに横たわるのはこの川では珍しいイワナ。


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白く縁取られた奇麗な胸ヒレと艶やかな紫色の魚体、とても奇麗なイワナだった。

この支流にはイワナの稚魚は一切入れていないと聞く。
この流れにどれくらいのイワナが棲息しているのか分からないけれど、これから逞しく成長をして命を繋いで欲しいものです。
撮影後、爬虫類のようにニョロニョロと自ら流れに帰っていく姿を見守った。

丁度いい時間になったところで納竿退渓。
久し振りに夕方まで川で遊んだ。単独釣行の場合はドッと疲れが溢れ出すのだが、今日は疲れを感じることがなかった。
シビアな状況ではあったが、充実感が溢れ爽やかな気持ちで釣りを終えることが出来た。

40過ぎて夢中になれる趣味を持ったことは、心豊かになり幸せなことだと思います。
残り3ヶ月となった今シーズン、思いっきり楽しみましょう。


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# by hanahiro21 | 2015-06-23 23:14 | Fishing (Other) | Comments(2)
2015年 06月 15日

チェイス&バイト

白泡の中から突如現れた影。
ミノーに食らいつこうとグルグルと絡みつくアマゴはあきらかに興奮状態。
こんなチェイスを目の前でされると私も興奮してしまい冷静さを保つのが難しくなる。

このアマゴは高確率で食わせられる。
しかし、ミノーを引ける距離は僅か。
ミノーを急激に左にダートさせて食わせの間を与えた。
やや軽い衝撃の直後に水面下で激しいローリング。
針掛かりが浅く感じたので、やや強引に引き寄せて一気に抜き上げた。


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朝一にヤル気のある良型アマゴを立て続けに掛け損ねていた。
心を落ち着けて狙ったつもりだったが、ヤル気のあるアマゴに興奮してしまいリトリーブスピードが上がり過ぎていた。
アマゴが追い切れない速度になってしまい、アマゴから見切られたというわけだ。
釣りのリズムが崩れる前にキャッチしたアマゴは20㎝後半。 やっと一息つくことができた。


釣行当日のアマゴたちは、やや見切りが早く警戒心を抱いているようだったが活性は高かった。
瀬の中は鮎が陣取り、瀬のヒラキや淵にアマゴの姿があった。


淵頭の岩陰から現れた影。
ミノーと一定の距離を保っている。 やや神経質なチェイス。
でも、深く観察するとチェイスのスピードには強弱がある。
食わせられるかも・・・。


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トゥイッチからステディリトリーブに変えてスピードを一瞬上げた途端、アマゴのスイッチが入りミノーを急襲した。
越年魚? ご高齢のアマゴに見える。 
だからスピード感がない?
手早く撮影を済ませ元の流れに戻した。


鮎師のいない流れ。
長く続くトロンとした流れの中でミノーを左右にダートさせていると、ミノー後方に左から右へと鋭い閃光が走った。
アマゴだ。
此奴は警戒心が強くてとても手強そうだ。 ミノーの動きを止めると完全に見切られてしまう。
アクションを変えるのも見切られる可能性があるので、リトリーブスピードを少し落としてゆったりとダートさせると今度は右から左に閃光が走り グンッ!!
とアマゴの重みが乗った。


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スピード感溢れるバイトにもの凄く興奮した。
強い引き込みと、やや遠目で掛けたのでランディングには少々手こずったが、体高のあるアマゴに心満たされた。
ガップリとバイトをしたのでミノーの2/3は口の中。


私の視界の中で繰り広げられるアマゴとの駆け引き。
アマゴのチェイスを観察し誘いを変えてバイトに導く。
ルアー後方で激しく追い回す場合は、ルアーのスピードを落としてみたり、食わせの間を一瞬入れてミノーのバランスを崩してあげれば良い。
一定の距離を保ちながらチェイスする場合は、ルアーのスピードを急に上げてみたりアクションを突然変えてあげれば良い。
ヌルいヤル気のないチェイス・・・。  これをバイトに導くのは難しい。 こちらから早々に見切りをつけて余分なプレッシャーを与えないようにしよう。

これらは私が実践していること。
でも、失敗も多くてこれが正しい誘い方なんてものはない。
釣り人の考え方、誘い方、魚の反応も様々なんだ。

ヤル気のあるチェイスをしてきたアマゴを掛け切れないときは本当に悔しい。
悔しいからこそ前に進もう。
様々なアクションを織り交ぜながら色々なことを試して引き出しを増やそう。


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私が通う川のアマゴは夏模様。
日に日に手強くなってます。
これからも手を焼く日々となりそうだ。


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# by hanahiro21 | 2015-06-15 20:34 | Fishing (Other) | Comments(2)
2015年 06月 08日

JUNE

6月。 いよいよ鮎解禁です。
と言っても、私は鮎はやりませんが・・・。



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日曜日は息子と鮎が煌めく流れでアマゴ狙い。
増水後の高活性を期待しましたが、アマゴたちは随分ナーバスなようでぬるいチェイスと浅いバイトを繰り返す。

アマゴに苦戦する息子が 『アマゴがヒットするところを見せて欲しい』 と言うので・・・。

よしっ!! 狙って捕って見せましょう!!

良型が定位すべきポイント、流れに沈んだ大岩のウケ。
フローティングミノーが大岩の男波に乗った瞬間、ドスンッ!!
 

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尺にはちょっと足りないけれど、夏の気配を感じるアマゴとご対面。


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うほっ!! これは出来過ぎだね・・・。
思わずニヤけてしまった。

息子の目の前でアマゴを釣ることは出来たが、息子にアマゴを釣らせることは出来なかった。
魚を釣ることも難しいが、釣り方を教えるのは口だけでは上手く伝えられないことが多過ぎて難しい。
この川のアマゴの強い引きは岐阜県内で一番だと私は思っている。
息子にもこの強い引きを味合わせたかったな・・・。

数日後にはこの川も鮎が解禁し、アマゴ狙いの私たちは肩身が狭くなる。
さて、息子との次の釣行は何処に行ったらよいのか・・・。
新たな悩みが増えてしまった。


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# by hanahiro21 | 2015-06-08 20:10 | Fishing (Other) | Comments(4)
2015年 05月 31日

ベールターン

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ダイワ、シマノなどの国内メーカーはリールのベールを手で返すことを推奨している。
私はというと、国内メーカーのリールもカーディナル同様ハンドルを回してベールを返していた。
先月の釣行時、長く染みついたこの悪い癖が原因でハンドルを回してもベールが戻らなくなってしまい、リールはメーカー修理となってしまった。

実はこれが2度目のメーカー修理。
行きつけの釣具屋から、

『またですか!? ダメですよ、ベールは手で返さないと・・・。』

と再度注意されてしまった。

しかし、アップストリームの釣りで ”ベールを手で返しハンドルノブを握る" までの動作にもたついてしまうと、狙いたいポイントやタナからルアーが外れてしまい魚から反応が得られない・・・なんてことになってしまう。
ルアーが着水してからの僅かなロスタイムは釣果に大きな影響をもたらす。

今回の釣行で国内メーカーのリールを使って素早くベールを返すことを試してみたが、これといった良い方法が見つからない。
キャスト後、着水と同時に左手でベールを返し素早くハンドルノブを握る方法、右手の指でベールを返す方法・・・等々。
何度も試してみたが流れるような動作には程遠く、今までの一連の流れに”手でベールを返す”という工程が増えてしまったことがストレスになってしまった。

タックルをカーディナルに変えて釣りを再開する。



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低い弾道で糸フケを作らないようにアップクロスにミノーをキャスト。狙うのは対岸際の流芯。
右手人差し指でフェザリングをしながら着水点までの距離を調整、左手はハンドルノブ付近に固定しロッド先は着水直後にミノーを操作し易い位置にする。
着水と同時にハンドルを回しバチンッとベールを返す。
カーディナルはベール返りがいいからストレスフリーだ。 

素早くミノーに水を噛ませて目的のタナまで潜らせ、ヒラヒラと流れ落ちる鮎をイメージ。
想像していたよりも流芯の流れが速く、ミノーにうまくアクションを付けられなかったが、流芯からアマゴが誘い出されて、ドンッ!! とミノーにアタックしたのが偏光グラス越しに見えた。




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アップでのヒットは最高に楽しい。
ドンッ!!とアマゴの重みが乗った時の喜び、流れに逆らい力強くグングンとロッドを引き込み水面下で激しく抵抗し水飛沫を上げる。
時には流れに乗って凄まじいスピードで下り冷や冷やさせられて、緊張感と心の底から沸いてくる充実感は忘れることができない。
アップの釣りは如何に素早くミノーを泳がせるのかが大切。
そのためには、着水からリーリングまでの一連の動作にロスタイムを作らないことが重要となる。

その後も釣りを続けるが、誘い方が悪いためか 『ギラッ!!』 と一瞬の針掛かりがあってもフッキングに至らず、バレてしまうことが多かった。 
なるべく静かに、魚に気づかれないように心掛けて釣りをするが、状況は好転しなかった。
結局、アップの釣りでアマゴを2尾追加したところで川を変えることにした。



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車を1時間走らせ長良川へ移動。
長良川に来ている兄と合流し、兄に長良らしいアマゴを捕って欲しくてお気に入りのポイントを案内。
夏のような日差しが降り注ぐ長良川本流は、降雨が少ないこともあり渇水状態で厳しい状況。

細くなった瀬をダウンでネチネチと探ってみるがアマゴの反応は皆無。
やはり外敵や危険を察知する能力に長けているアマゴを攻略するには、アプローチと狙い方に細心の注意を払う必要がある。
狙うポイントまで距離をとり釣り人の気配を消す。
ややアップクロス気味に核心ポイント上流にミノーを入れて素早くミノーを立ち上げる。
ラインは必要以上に水に浸けないように心掛けて誘いを掛けると狙ったポイント付近でギラリとアマゴが反転。


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アマゴ狙いでは近頃ご無沙汰の会心の手応え。
アプローチからバイトまでの一連の動作にロスタイムもミスもなく完結。
サイズは20㎝前半だけれど、何より厳しい状況下の長良川本流で心痺れる手応えを味あわせてくれたアマゴは私の記憶に鮮明に残る1尾となり、今回の釣行を締め括ってくれた。



今回釣り歩いた河川は初夏の川になり始めていた。水面下に目を凝らすと、放流された無数のアユが苔を食みキラキラと輝いていた。
川底の石もきれいに磨かれており鮎シーズンは目前。
数日後には鮎師が瀬を陣取り、アマゴ狙いの多くの釣り人は鮎がいない渓へと場所を移す。

ご存知の通り渓での釣りはアップ主体の釣りとなり、猫の額ほどの小さなスポットを1投で打ち抜き素早くミノーを泳がせる必要がある。
キャスト後、一連の動作でもたついているとあっという間にミノーは流され魚に余分な警戒心を与えてしまう。
食わせられる魚も食わせられなくなってしまうのである。 
1尾の魚が警戒心を持つとその周囲にいる魚たちにも警戒心が伝染しているように感じる。
とてもシビアな状況下、シビアな魚を狙いとるためには、ロスタイムや小さなミスをどれだけ減らすことが出来るかが大切だと思う。

これからも国内メーカーのリールを使用する機会が多くある。
着水直後、ベールを手で返す新たな手段を見つけ出すのか、リールに負担が掛かるがハンドルを回して返すのか・・・。
とても悩ましいのである。
良い魚とのチャンスは少ない。今の私が神経のいき届いた釣りをするためには、リールのベールの返し方をどう処理するのか急いで解決しなければならない。 








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# by hanahiro21 | 2015-05-31 22:05 | Fishing (Nagara) | Comments(2)