H's-Style

hanahiro21.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2016年 08月 ( 2 )   > この月の画像一覧


2016年 08月 24日

秋へ・・・


c0351369_21534395.jpg


今回はいつもの里川で、今シーズン一度も釣り歩いていない区間に入りアマゴの姿を探す。

開始早々に秋の気配を僅かに感じるアマゴをネットに収める。
夏アマゴのように鋭く光り輝く魚体に見えるけれど、まじまじと見つめると鱗はギュッと引き締まり、渋みを増した魚体は鈍い輝きを放っている。

すでに秋への準備が始まっているようだ。


c0351369_22012298.jpg


夏の日差しが降り注がない区間なので、光量不足により撮影には苦労する。
カメラの設定をイジクリながら、何枚も何枚もシャッターを切ってみるけれど、納得の1枚には程遠い。
でも、写真で上手く切り取れなくても、朝一からこの里川らしいアマゴを狙い通りに獲れたことには大変満足なのだ。

いつもならば2、3回ほど流して次のポイントに移るのだけれど、目の前にある落ち込みから続く流れと深みが気になり離れることが出来なかった。
夏のアマゴならばすぐに反応を示し姿を捕えることが出来るが、なぜか今日は姿を見せない。
その異様な静けさは夏の日差しのようにメラメラと私の心に火をつけてしまうのだ。
呼吸と心を落ち着かせた後、キャストを繰り返す。 レンジを変え、アクションを変え、トレース角度を変え執拗に攻めてようやくヒットへと導いた。 

してやったりだよ。。。。


c0351369_22071611.jpg


前日の夕立で短時間ではあるが増水した里川。
明日はウハウハな釣行になるぞ・・・とウキウキしながら車を走らせたのだけれど、増水した時間は僅かで私が訪れた時間になると平水よりやや減
という状況になっていた。

今日は厳しい釣りになるかも・・・。
朝一から不安を感じたが、ここぞというポイントにはアマゴの姿。 いつもは見逃しがちな小さなポイントにもアマゴの姿。
相変らず不用意なアプローチで魚に走られたり、バラシ、掛け損ないを連発し肩をガックリと落としてしまうけれど、予想以上にアマゴの姿を見ることが
出来ただけでも収穫ありの釣行となる。


c0351369_22101894.jpg


小石が敷き詰められた瀬の中から勢いよく飛び出したアマゴ。 チェイスのスピード、切り返しの速さは夏を強く感じさせてくれた。
小さくても迫力を感じるアマゴは渋みが出始め、秋への準備が始まっている。


今日は遅くても10時には川を上がらなければならない。 帰宅時間が迫ってくる。
焦りを感じながらもアマゴの姿を探し続ける。

遡行するにつれて川は左右に蛇行を繰り返す。 か細い流れや夏の日差しが容赦なく降り注ぐ場所は軽く探りを入れる程度にして足早に去っていく。
そして、日陰の区間に突入すると丁寧にジックリと攻めてみる。
しかし、陽が高くなってきた影響なのか、20㎝を超えるアマゴは影を潜め、子アマゴが異常なほど元気になる。
なるべく擦れさせないようにサッとミノーの回収を試みるが、急激な動きが彼らのスイッチを入れてしまうようでミノーにアタックを繰り返す。

『 ちょっと・・・、君たち面倒くさいよ。 来年オジサンと遊ぼうな 』 と、手早くリリースをする。

緩やかに左カーブを描いた流れ。 山から細い流れ込みがあり、流れの上には倒木から伸びる枝。

『 ここは絶対居るでしょ・・・。 』

魚を掛けた後の一連の流れをイメージした後、ミノーを静かにポトリと落とす。 素早くリップに水を噛ませて明滅を繰り返すと黒い影が狂ったように
ミノーをチェイス。

『 これは頂きだ!!! 』

トゥイッチのリズムを変えてミノーのバランスをわざと崩すと反転しながらミノーを引っ手繰った。

アマゴとは思えないスピードと黒い影に ” 外国のお方 ?? " なんて脳裏をよぎったが、興味をそそられるアマゴがネットに横たわった。



c0351369_20460190.jpg

c0351369_20461245.jpg

初めて見るパーの形だ。 パーマークというよりもマダラ模様が全体的に強く出ている印象を与える。

c0351369_20462673.jpg


堂々とした風格、デカい頭と大きなヒレ、薄っすらと婚姻色を纏った魚体を奇麗に撮影したくて光が降り注ぐ場所に急いで移動して撮影を重ねる。
どの角度から見ても完璧なアマゴではないですか。 ねっ?? 笑
尺を超えるサイズではないけれど、今シーズンにキャッチしたアマゴの中でベスト3に間違いなく入る。
ホント、良いアマゴに出逢えて幸せな気分だよ。 ジワジワと嬉しさが溢れ出してくる。

でも、この時期に秋色のアマゴが居ることに少々の違和感を感じてしまう。
ふと空を見上げると夏雲の遥か上空に秋の雲が流れていた。
今年は秋の訪れが早いのかな・・・などと、たわいないことを考えながら川を上がり車へと急いだ。







[PR]

by hanahiro21 | 2016-08-24 21:48 | Fishing (Other) | Comments(2)
2016年 08月 11日

Shad

c0351369_15311942.jpg


トラウトフィッシングでポピュラーなルアーといえば、ミノーやスプーンが真っ先に思い浮かぶ。
最近はトラウト用のバイブレーションやジグが流通するようになったので、密かに持ち歩いているアングラーが多いと想像する。 

私がこっそりとボックスに忍ばせているルアーといえばトラウト用のシャッド。  シャッドはブラックバス向けでしょ・・・と、思われる方が多いかもしれない。
確かに市場に流通しているシャッド系のルアーはブラックバス向けばかりでトラウト向けのシャッドを見つけ出すのは困難な状況だ。
一時期、数種類だけトラウト向けのシャッドが市場に流通していたが、残念ながらトラウト界では受け入れられなかった。 
シャッド系よりも種類が豊富で使い勝手の良いディープダイバーに押され短命なルアーとなってしまった。
しかし、ハンドメイドの世界ではシャッド系のルアーが現在も生産されており、ひっそりと流通している。
今回は新たに購入したシンキングタイプとフローティングタイプのシャッドをボックスに忍ばせ里川へと向かった。


c0351369_15312965.jpg

連日の夕立で息を吹き返した流れの中から出た弾丸のような夏アマゴ。
ルアー後方に突然現れ素早くシャッドを引っ手繰ると水中でギラギラと強烈な光を放ちながら “ ジジジジジ~~ッ ” と、愛機からラインを引き出す。
グラスロッドを叩き折るような暴力的なファイトに胸が高鳴る。 いいサイズじゃぁないの? 超えちゃったんじゃないの??


c0351369_16133384.jpg

夏の日差しのように眩く光り輝くボディに浮かぶパーマーク。 イイ顔付き、格好イイアマゴにニンマリだ。
イイアマゴは撮影にも熱が入る。 アマゴのコンディションを考え水通しの良いプールを作り、手早く丁寧に撮影を進める。
残念ながら、釣り上げた直後の美しい色合いを撮影することは出来なかったけれど、毎年作成するアルバム用に良い写真が何枚か撮ることが出来た。


今日はアマゴの警戒心がいつもより和らぎ2度目のチェイス!?  なんてこともあるから積極的にミノーを通していける。
流れや水深に合わせてフローテイングタイプとシンキングタイプを使い分けながら流れを刻むと、この川らしいアマゴがチェイスとバイトを繰り返す。

ジンクリアの流れに見つけた影。 パーマークがはっきりと確認出来る。 サイズは20㎝半ばから後半といったところか・・・。
静かにゆっくりと立ち位置を変えてトレースコースをイメージ。 低い弾道でシャッドをキャストして素早く目的のレンジまで潜らせる。
細かなピッチのヒラ打ちを掛けるとアマゴが2匹チェイス。 見付けたアマゴをバイトに導くため食わせの間を一瞬入れると堪らずバイト。 

あれれれ・・・、別のアマゴがバイトしちゃったよ。


c0351369_15330130.jpg

まぁ、いいや。 サイズは兎も角、美しい色合いのアマゴがネットに収まった。
しっとりとした色白ボディに浮かぶ濃いパーマークと鮮やかな朱点。 このアマゴもとても奇麗だ。  でも、ちょっと不満足なんだよね・・・。
女々しくも、最初に見付けたアマゴにもう一度チャレンジしてみたけれど、一度だけ反応を示したもののネットに収まることはなかった。

今日は魚の反応が良いから余分なルアーはすべて車に置いて、シャッドタイプのみで釣り通してみよう。


ここ数年、私はディープダイバーよりもシャッド系の使用頻度が高くなっている。 
あくまでも個人的な見解なんだけれど、ディープダイバーはどうしても巻き重みが苦になってしまうし、自分で操っているという感覚を得ることが出来ない。 
私は激しくヒラを打たせたり、時には艶めかしくヒラを打たせるのが好きなので、ついついシャッドに手が伸びてしまう。
私が愛用するバルサ製のシャッドは複雑な流れでも水をシッカリ噛み、流れから飛び出したりすることもない。 
軽やかな動きはとても操作がしやすく、バルサの高い浮力は流れの中にルアーを留まらせることが可能となり、食わせの間を仕掛けやすくなる。

結局はディープダイバーを使いこなせていないということなんだけどね・・・。


c0351369_15325073.jpg

退渓路近くのトロンとした流れ。 川底の岩盤には数本のスリットが入っていて、アマゴはスリットの中や岩盤際のエグレに定位している。
今日は良い感じの水量となり理想的な流れが広がっている。 今日は何処に定位している??? 岸際のボサ下も怪しいぞ・・・。
過去に何度か不用意に近づき過ぎてアマゴに走られているので、シンキングタイプのシャッドに交換をして静かにアプローチを決める。

今日、最も怪しいと感じた流芯脇に遠投。 狙い通りのピンポイントにキャストが決まると自然と集中力も増していく。
グリグリッとカーディナルを巻き、リップに水を噛ませダイブ。 ガッチリ水を噛んだところでラインを弾くように軽くトゥイッチを数回入れた瞬間、
グンッ!! グンッ!! グ~ン と、首を振る振動が伝わってきた。  ビシッ!! と、アワセを決めると遥か上流で水飛沫が上がった。

『 よしっ!! 』

心の中で小さなガッツポーズを決める。
まぁまぁのサイズかな・・・。 
寄せてくる時の重量感とロッドを叩く強い引きに胸が高鳴る。 魚の姿を見るのが楽しみで仕方がない。


c0351369_15323337.jpg


c0351369_15323937.jpg

繊細な色彩を浮かべた奇麗なアマゴがネットに収まった。
ボディの色合いに目を奪われ思わず唸ってしまった。 力強さを感じる肉厚なボディの鱗はギュッと引き締まり、淡い桜色が美しく浮かび上がっている。
この里川のアマゴたちは、すでに秋を意識し始めているのだろうか・・・。
1匹のアマゴを注意深く観察するのはとても楽しい。釣りがもっともっと奥深いものになっていくような気がしてならない。
 

c0351369_15315082.jpg

同じポイントでさらにもう1匹追加。  このアマゴは夏真っ盛りの色合いだ。大きく発達した胸ヒレもイイ感じじゃないの。
夏の日差しを背に撮影を続けているとジリジリと背を焦がし始めた。

気が付けば楽しいシーズンもあと一か月半で終わりを迎える。 すでに終盤戦突入なんだ。 ホント、時が経つのは早いや。
今年はあと何回、川に立つことが出来るのだろうか・・・。 急な長期出張が入ったりしないだろうか・・・。
最後はやや不安な気持ちが湧き出して来てしまったけれど、そんな気持ちになるのは今回の釣行が充実していたという証。

夏の青空の下、久し振りに訪れた里川で短時間ではあったけれど、お気に入りのシャッドで心から満足出来る釣行となった。
単独釣行ではホント、久し振りだよ(笑)


[PR]

by hanahiro21 | 2016-08-11 22:03 | Fishing (Other) | Comments(10)