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2016年 06月 25日

肩肘張らずに


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渇水の流れを京都のOさんと釣り歩いた。
梅雨入りしたものの渓を潤す雨が降らず、3年振りに訪れた渓の水位は30㎝ほど低く、この時期にしては異常な状態らしい。
普段は押しの強い流れが広がる渓。  
今日はトロンとした流れとチャラチャラの流れが広がり、場所によっては鯉科の魚たちが元気一杯に走り回っていた。

今回は押しの強い流れに適したお気に入りのルアーを持ち込んだのだけれど、渇水の流れの中で上手く操作が出来ず川底に沈む枝や石と石の
隙間にルアーを取られてしまい渓魚たちの警戒心を自ら煽ってしまっている。
渇水時は静かな遡行とアプローチ、ソフトな着水が大切となり、ポイントによっては遠目から精度の高いキャストが要求されレンジコントロールにも
気を配らなければならない。
飛距離を出すためには自重のあるミノーや飛行姿勢が良いものが距離を稼げる。 しかし、今日は飛距離を優先するとミノーの操作に苦労する。
どうやら今日は現場に持ち込むミノーの選択を誤ったようだ。

手持ちのシンキングミノーでは釣り自体のリズムが悪くなるので、数少ない手持ちのフローティングミノーで流れを刻んで行く。
フローティングミノーはシンキングミノーに比べ飛距離は犠牲となってしまうが、レンジコントロールがし易くてヌメヌメッとした泳ぎと高い浮力で川底の
障害物を回避してくれるからリズムが良くなる。

『 よし・・・・これなら釣れそうだ。 』

やや深みのある瀬をアップクロスでミノーを通すとようやく本日1尾目のアマゴがネットに収まった。
20㎝前半ではあるけれど、渇水という厳しい状況の中で私のミノーをガッツリ捕えてくれたアマゴと先行させてくれたOさんには感謝である。



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釣行する度に感じるのだけれど、1尾目の魚はサイズに関係なくホッとしてしまう。
兎に角、嬉しいという気持ちで心が満たされる。 でも、釣り人の性なのかこの嬉しいという気持ちは長続きしなくて” さらにもう1尾 ”  ”次の1尾は大物 !! ” 
” 自分が思い描いたように!! ” などと欲深い気持ちにあっという間に支配されてしまう時がある。
釣行日最初の魚が良型なんてことは滅多にないけれど、最初にオオモノが釣れたり、思い描いたように魚が釣れれば欲深い気持ちに支配される
ことなく幸せな気分で川を上がれるんだけどね。

その後は小型アマゴの猛攻にあう。
なるべくバイトさせないように心掛けるのだけれど、私が操るミノーは渇水の流れを元気良く泳ぎ回る無邪気な彼らの恰好の餌食となってしまう。 
元気一杯なのは良いことだけれど、お願いだからもう少し大人しくしてくれないかな・・・。


流れがカーブする毎に現れる淵。
良型アマゴの匂いがプンプンするのだけれど、淵に定位するアマゴたちも陽気な状態ではなくスピード感あるチェイスもなければ、突き上げてくるような
気配もない。 厳しいね・・・。

ある淵に辿り着くとOさんが
『 ここは良い魚が付いてますよ。 』 
と、小さな声でつぶやく。

静かにアプローチして、餌を流れに馴染ませた直後にOさんの竿が大きな弧を描いた。 
大きい??? 
竿の曲がり具合から緊張感が漂う。 ポイントを必要以上に荒らさず、焦ることなく丁寧にいなしながら手際良くアマゴをタモに収める。
背後から一部始終を見ていた私も Oさんの良い獲り方、良いアマゴに嬉しくなってしまった。



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この規模の淵であれば、まだ魚は居るでしょ。 ポイントも荒れていないし・・・。
ってことでOさんにポイントを譲って頂きルアーを通すと黒い影が長い距離をチェイス。 ルアーをスッとスライドさせると水面下で鈍い輝き。
これはアマゴではないぞ・・・。

 

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やや高めの水温だったので予想外のイワナには少々驚いた。
この川らしいイワナなのかは分からないけれど、ヌメッとした色濃い身体に大きく発達した尾鰭と白く縁取られた鰭。
目的のアマゴではなかったけれど、コンディションの良いイワナに目を奪われてしまう。
私好みのイワナだ。 このイワナは記録に残そう・・・。


遡行を続けると分流が合流する場所に辿り着いた。
Oさんは分流へと入り私はメインの流れを探る。
メインの流れを色々な角度からミノーを通してみるけれど、アマゴは渇水の影響で神経質になっていてルアーを追う距離が極端に短い。
追うことは追うんだけど、食わせるまでの距離が足らない。 
参ったね・・・・。 短い距離でどのようにアマゴを掛ける???? 
頭の中の引き出しすべてを開けてみても良い方法を探し出すことが出来ない。

今の私では攻めることの出来ない魚ということなんだ。 まだまだ経験不足ですね・・・。(苦笑)

ふと、視線を対岸に向けると柳の下に一筋の流れが効いている場所があった。
水深もあり柳の近くには、数個の石が転がり深みもある。 ここには付いてるでしょ。

ミノーを滑り込ませ、軽くミノーを煽るとスッ!! と影が現われミノーを派手にさらって行った。
水面を意識していたのかバイト直後は水飛沫が上がり、柳の下を目掛けて走り出す。
こんな出方をしてしまうと無意識のうちに興奮をしてしまうけれど、魚を掛けた後のシュミレーションが出来ているから、すぐに冷静になれる。
引きの強さから魚のサイズをイメージした後、グラスロッドをギュ~ッ と曲げて柳から魚を引き離しランディング。
 


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サイズは自慢で出来るほどではないけれど、イメージ通りにミノーをトレースしてアマゴを掛けることが出来た。
充実感がジワジワと溢れ出してくる。 シアワセな気分だ。(笑)
カメラを取り出す手が嬉しさで僅かに震えている。



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今シーズンはアマゴのパーマーク、朱点、黒点、マダラ模様、ヒレ、顔などの各パーツも撮影をしている。
アマゴそれぞれの個体差を純粋に楽しみたいのでアマゴの体調を考慮し、適度な水流があるプールを作りじっくりと観察をする。
そして、お気に入りのパーツや興味を抱いたところを押さえていく。
アマゴにもそれぞれ表情の違いや個性がある。 パーマークの形状は様々で同じ流れの中に居るアマゴでも同じ形のパーマークは存在しない。
さらに川が変わるとアマゴの個性、性格、体に明確な違いが現われてくる。 
そんな違いを釣りに行けない平日の夜に自宅のパソコンで眺めている時間はとても楽しいのである。



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幸せな気分となったところで渓の石に腰掛け帽子を脱ぐと、渓を吹き抜ける爽やかな風が何とも心地が良い。 
釣りはもういいや。 釣り以外のことも楽しもう。

水分補給をした後、Oさんの釣りを暫く拝見。
Oさんと一緒に釣りをする度に感服してしまうのが、釣り人としての気配を消すことがとても上手いのだ。
ポイントに立つと スーッと"オバケ"のように気配が消えて行く。 これは何とも不思議な感覚で、ふと振り返ると Oさん姿を見失うことも・・・(笑)



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最近は関西のオオモノ釣り師と囁かれるようになったOさん。 激戦区と呼ばれる岐阜県内の有名河川でも良い結果を残されている。
時には悔しい思い、なぜだろう?と疑問を抱くことが何度もあったのだろう。
これも川に足繁く通い続け経験を積んできた証なんだね。  
私の周りにはたくさんの経験を積んだ素晴らしい釣り人が多くいる。
そんな方たちと一緒に竿を並べ、楽しい時間を共有する。 私はなんてシアワセモノなんだろう。


今日は釣り以外に渓の生き物の観察とカメラも楽しもうと決めていた。
釣り竿を置いて耳を澄ましたり、周囲をジックリ見渡すと渓には生き物の息遣いがたくさん溢れている。



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初夏の林や森で見られるオトシブミの揺り籠。
幼少期、カブトムシを採りに行くとたくさんのオトシブミの揺り籠が地面に転がっていた。
器用にクルッと丸められた葉っぱを手に取り解いてみると黄色の小さなタマゴが1つ産み付けられている。
羽化したオトシブミは、体長1㎝ほどのゾウムシに似た昆虫で、私が住む家の近くでも時々成虫が姿を現す。
当時は特に珍しいものではなかったオトシブミの揺り籠、いざオトシブミの揺り籠を探してみると、なかなか見つけ出すことは出来ない。
棲息条件を調べてみると、針葉樹林には棲息せず、広葉樹林が主な棲息域のようだ。



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アマゴの撮影中に私の足元にヒョコっと現れた日本固有の両生類イモリ。
濃い茶色の体色と毒々しい赤い腹に薄気味悪さを感じる方が多いが、イモリは奇麗な水のみで棲息する水環境のバロメーターの一種。
イモリは飼育に手間いらずとあって、最近はペットショップでも扱われており、私が住む近隣の街のペットショップで驚く値段で売られていた。
ペタペタと手の平を歩くイモリの足の感触は気持ちが良くて懐かしさを感じる。

久し振りに訪れた渓をゆっくりと歩きながら観察してみると、獣臭が強く残る場所、山鳥のさえずりが多い場所、ザワザワと草木を大きく揺らす風が
吹き抜ける場所などがあって、至るところに生命感を感じる。
こんな場所に長年居ると五感が研ぎ澄まされていくのだろうな・・・などと思いをめぐらしてしまう。

夕方近くに 京都の Iさんも合流し3人で渓を釣り歩く。
しかし、高水温が影響して鯉科の魚たちと子アマゴに悩まされ、暫くの時間は辛抱の釣りとなった。
時刻が5時近くになると、今まで静まり返っていたアマゴたちが目覚め、IさんとOさんの目印に反応が現れ始める。
Iさんの数投目、ビシッ!! とアワセが決まる。

『 来たで~!! うわっ!! コイツ、引くで~ごっつ引きよるで~。尺はないかもしれんけど、9寸はあるで~ 』

渇水でか細くなった渓に太い声が響き渡り、充実感と疲労感で満たされた私の脳内にビリビリっと電流が走る。
一気に眠気が吹き飛んだ。
流れの中を縦横無尽に走るアマゴとの呼吸を合わせながらネットインのタイミングを計る I さん。
良型とのやり取りにも手慣れた感があり、安定感もある。
アマゴの引きを楽しみつつ、手前に寄せて素早くタモで掬い上げる。 



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おお~っ!!  良いアマゴではないですか。 
同じポイントで続けてOさんも良型のアマゴをキャッチ。
この状況には少々驚いた。 IさんとOさんがアマゴをキャッチした場所は、私が1時間ほど前にミノーで探ったポイント。
その時はアマゴのチェイスもなくて、ガックリと肩を落としてその場を後にした。 そのポイントに辿り着いたときは、この流れには絶対アマゴが居る
でしょ。 勝負も早いでしょ・・・。 なんて高を括っていた。
もっともっと丁寧に、時には執拗に攻めないといけませんね。  

気が付けば帰宅予定時刻を過ぎていた。 
Iさんは、Oさんの1尾に触発されもう1ラウンド。 
私とOさんは、初夏の流れを十分満喫したこともあり、いそいそと帰宅の途に。

帰宅の道中、道路脇の畑には夏野菜がグングンと成長し、田んぼからは蛙の合唱。
空気はやや冷んやりとしているけれど、夏の近付きを肌身で感じた。

さて、各河川では鮎が解禁し、トラウトアングラーは肩身が狭くなる季節となった。
しかし、これからの季節は良型が狙える季節でもある。 私の場合、オオモノを狙うぞ~!! と意気込んで出掛けると、毎回散々な結果が待ち受けている。
今年も川の周囲の景色を楽しみながら、記憶に鮮明に残る魚と出会いたい。


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by hanahiro21 | 2016-06-25 21:36 | Fishing (Other) | Comments(6)
2016年 06月 05日

木曽へ

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3年振りに訪れた木曽川。
記憶に新しい御嶽山の噴火、漁協の衰退、入漁料の値上げ、渓魚の不漁など明るい話題が少なくなってしまったが、木曽の重厚な流れの中には
この川独特の色合いと個性的なパーマークを浮かべたアマゴたちが命を繋いでいる。
そんなアマゴたちに出会いたくて木曽へと車を走らせた。

今回も木曽に精通されている Fさんの案内で釣り歩く。
長年にわたり木曽の流れと魚たちを見守り続けてきた Fさんは一見強面だけれど、きめ細やかな心遣いと懐の広さに会うたびに心を動かされてしまう。

開始早々から小さな見覚えのある複数の影がミノー後方に度々現れては消えて行く。 
時には左右に素早く切り返しバイトのタイミングを計るアマゴが現われるが、私のイメージ通りにミノーを捕えることはなかった。
しかし、今回は渇水などの諸状況から厳しい釣りになると予想していたので、これはとても嬉しい状況だ。
良い1日になるかもしれない・・・期待に胸が高鳴る。


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最初の区間ではアマゴよりもイワナたちの活性が高くイワナのチェイスとバイトが続いた。
ズシリと重い引き心地は気持ち良く、グラスロッドをギュ~ンと絞り込んでくれる。本命のオサカナではないけれど、多くの魚影とボウズを逃れた
こともあり気持ちが楽になった。

振り返ると Fさんが安堵した表情を浮かべていた。


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日が昇るにつれてアマゴの活性が上がり Fさんも私もポツポツとバイトを拾いネットに収めて行く。
どのアマゴも木曽らしい個性的な体色とパーマークを浮かべている。 木曽のアマゴたちをカメラで撮影したいのだけれど、目の前に広がる木曽の
多種多様な流れにも心惹かれてしまいカメラを出すのをついつい忘れてしまう。

木曽の流れと同じように、楽しい時間がゆったりと流れ始めた。


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初めて Fさんに木曽川を案内してもらったときは、慣れ親しんできた長良川水系と同じ釣り方で挑んだ。
しかし、長良川水系より遥かに大きな底石がゴロゴロと転がっていることによって生まれる強くて複雑な太い流れにルアーを入れることが出来ない。
ゆったりと流れているように見えるが、流れの押しは想像以上に強くてダウンでルアーを入れても弾かれてしまう。
さらに魚の付き場も長良川水系と異なり、それまでの経験から得た知識と自分なりのデータは木曽の前では全く無力で、今までとは全く違った環境に
戸惑い、打つ手もなく釣りらしい釣りをすることが出来ず散々な結果となってしまった。

それ以来、様々な流れで釣りを楽しみ、偏りかけてた私の釣りに奥行と幅を作ることを心掛けてきた。
今日は木曽の流れに合わせたルアーを持ち込み、キッチリと目的のレンジまでルアーを送り込んで木曽の魚の反応を得られている。
たとえルアーを見切られたり、バラしたとしても心に余裕があるから冷静に対応、修正が出来ている。


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でも、私に釣れるアマゴは小型が多く Fさんは良いサイズのアマゴを連発する。
Fさんが良いアマゴを掛ける度に羨望の眼差しで Fさんを見てしまう。

『 ん・・・、まだまだ私は甘いってことだ。(笑) 』

その後、思わず眉間にしわを寄せてしまう魚が数匹出たけれど、ようやく納得の出来る獲り方で良いサイズのアマゴをネットに収めることが出来た。


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H:『 Fさん、どう? 木曽らしいアマゴじゃないですか?? 』

F: 『 やりましたね~。いいアマゴですよ。木曽らしいですよ。』

ネットに収めたアマゴを熟視する。
大きく発達したヒレ、肉厚な魚体は木曽の強くて太い流れを表現している。 
ホント、いいアマゴだ。
木曽らしいアマゴをネットに収めたあとに、嬉しい言葉を Fさんがかけてくれるので何だか心が満たされてしまった。

手早く撮影の準備に取り掛かると、同じポイントで Fさんも良い魚を掛ける。
私が掛けたアマゴと Fさんが掛けたアマゴを並べて撮影。


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私が掛けたアマゴは鮮やかな朱点が印象的。
そして、Fさんが掛けたアマゴは朱点が少なく朱点は淡い色合い。 写真では分かり難いのだが、体色にも違いがあり居着きのアマゴは川底の石と同じ
色合いで体色が濃い。 Fさんのアマゴはグレー系の体色。
さらに観察を進めるとヒレの大きさや色合い、体型など様々な違いを見つけ出すことが出来た。
Fさんの話では、私が掛けたアマゴは居付き型で Fさんが掛けたアマゴは遡上系だそうだ。

木曽のアマゴで興味深い点の一つとして、木曽川は幾つかのダムによって流れが遮られているので、区間によってアマゴに特徴があるそうだ。 
私の周りには、木曽に精通された方が数名居てアマゴの写真を見ただけでどの区間のアマゴなのか判別が出来ている。
もちろん Fさんもだ。
さらに、区間毎のアマゴの性格や行動パターンも理解されているから、その話を聞く度に驚きで声を失ってしまうことがある。
観察力に劣る私は区間毎のアマゴの特徴や性格、行動パターンを掴むことは出来ないだろう。

その後も二人で途轍もない大石が転がる木曽を釣り歩き釣果を重ねた。
アマゴの反応が全く感じられない区間もあったけれど、なぜこの区間から魚の反応を得ることが出来なかったのだろうと考える。
例え目的の魚が釣れなくても、それも釣りの大切な工程なんだ。

今回は曇り空の下だったので、体力の消耗も少なく快適な釣りとなった。
お互い気持ちが満たされたところで気持ち良く納竿。


木曽に来る度に実感するのは、重厚な流れで魚がさほど釣れなくても楽しい。 それは、木曽独特の空気が心を安らかにしてくれるからに違いない。
もちろん、心強い釣友が居るからこそ楽しいのだけれどね。
あと・・・、今回も懲りずに反省してしまったのだけれど、相変わらず " 私の釣りは偏りが激しい” んだよね・・・。
おそらく、すでにFさんは気が付いているはずだ。(笑)


Fさん、木曽の楽しい時間をありがとうございました。
これからは、蒸し蒸しとする季節になりますが、大物の季節突入でもありますね。
肩の力を抜いて楽しみましょう!!


さて、今回の釣行では心温まる出来事があった。
お昼近くに釣りを終えて移動の準備をしていると、地元のお婆ちゃんが見ず知らずの私たちに近寄り

『 これ食べなさい。 』 

と、朴葉巻きを渡し恥ずかしそうにしながら足早に立ち去って行った。


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ちょうどお腹も空いてたこともあり、朴葉巻きをガブリと食べると朴葉の香りが染み込んだモチッとした食感の後に広がる餡子の程良い甘さに
頬が緩む。  
手作りの素朴な味わい。 これは美味い!! なんて美味いのだ。 もう1個食べたくなる美味さだ。

帰宅後、ネットで朴葉巻きを詳しく調べてみると、朴葉巻きは木曽の郷土料理で初夏の訪れを告げるお菓子。
こねた米粉で小豆餡を包み、朴の葉でくるんで蒸しあげたもの。 出来立てよりも、朴葉の香りが餅に染み込んだ翌日以降が食べ頃らしい。
しかし、朴葉巻きを楽しめるのは、朴葉の若葉が採れる5月中頃から7月中頃までの2ヶ月間と短い。

久し振りに美味い郷土料理に出会ってしまった。
密かに朴葉巻きが楽しめる7月中頃までにもう一度、木曽への釣行を計画している。


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by hanahiro21 | 2016-06-05 22:52 | Fishing (Other) | Comments(4)